日本の伝統的な祭り(祭礼)に登場する生物(植物・動物・儀礼食など)をとりあげて、人と自然との共生の知恵を学びます。また同時に、近代化とともに変化した自然環境や、そのことによって引き起こされる新たな課題を学ぶことで、伝統知と未来の社会づくりとの結節点を探り、課題解決の担い手を育てます。今回は、岐阜県美濃市でおこなわれる美濃まつりで使われる和紙をテーマに、里山の環境とまちづくりを考えます。
開催日時:2022年11月20日(日) 10:00~15:00
会場:美濃和紙町屋 WASITA MINO
プログラム:
10:00 第1部:学びのセッション「美濃和紙と里山」
・趣旨説明
古澤礼太氏(中部大学国際ESD・SDGs センター准教授)
・講演「美濃祭りの魅力」
講師:豊澤 正信氏(美濃市議会 議員)
・講演「美濃和紙と里山のまちづくり」
講師:辻 晃一氏(丸重製紙企業組合 代表理事)
11:30 移動・昼休み(食事)
13:00 第2部:体験のセッション
・美濃和紙の里会館の見学・紙漉き体験
14:00 移動・楮の見学
14:30 NIPPONIA 美濃商家町の見学
15:00 終了