- 祭り:桑名関取祭
- 開催日時:8月第1日曜日・前日の土曜日
- 開催地:桑名宗社(三重県桑名市本町46番地)
- 生物:ナデシコ
- 流域:揖斐川下流
〇石取祭
石取祭は、三重県桑名市で開催される桑名宗社 (春日神社)の祭礼で、「山・鉾・屋台行事」の構成遺産としてユネスコの無形文化遺産に登録されました。約30台の祭車(山車)が、鉦や太鼓を打ち鳴らして練り歩くので、「日本一やかましい祭り」と呼ばれています。
起源は、江戸時代初期に神社の祭場へ町屋川(員弁川)の石を奉納した神事といわれています。
祭りでは、撫子の花がうちわに描かれたり、唄に登城したりします。「桑名石取祭唄」〔屋川原の ナデシコの花 昼は しおれて 夜は ひらく アアデンヤ デンヤ〕
出典:益世地区自治会連合会_https://ekiseikuwana.com/community/752/
〇ナデシコ
ナデシコ(なでしこ、撫子、牛麦)は、ナデシコ科ナデシコ属(Dianthus)のカワラナデシコ(学名: Dianthus superbus
var. longicalycinus)の異名である。またナデシコ属の植物の総称。蘧麦(きょばく)とも呼ばれる。秋の七草の一つである。歌などで、「撫でし子」を掛詞にすることが多い。「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子どもや女性にたとえられ、和歌などに多く参照される。古くは『万葉集』から詠まれる。季の景物としては秋に取り扱う。『枕草子』では、「草の花はなでしこ、唐のはさらなり
やまともめでたし」とあり、当時の貴族に愛玩されたことがうかがえる。また異名である常夏は『源氏物語』の巻名のひとつとなっており、前栽に色とりどりのトコナツを彩りよく植えていた様子が描かれている。
ナデシコ属は古くから園芸品種として栽培され、また種間交雑による園芸種が多く作られている。中国では早くからセキチクが園芸化され、平安時代の日本に渡来し、四季咲きの性格を持つことから「常夏」と呼ばれた。
出典:ウィキペディア
〇SDGs学習の発展可能性
花と文化は切っても切れない関係にあります。古来から花言葉や季語として花は人々の暮らしに登場します。花の意味を知り、地域の文化を学ぶきかっけにしましょう。