桑名石取祭の石と生きもの

日本の伝統的な祭り(祭礼)に登場する生物(植物・動物・儀礼食など)をとりあげて、人と自然との共生の知恵を学びます。また同時に、近代化とともに変化した自然環境や、そのことによって引き起こされる新たな課題を学ぶことで、伝統知と未来の社会づくりとの結節点を探り、課題解決の担い手を育てます。今回は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」のひとつである三重県桑名市の「桑名石取祭」では、町屋川(員弁川)の石が奉納されます。祭り唄には、川に咲くナデシコの花や蟹も登場します。また、人々は、生姜や枝豆を片手に酒を酌み交わします。本ワークショップでは、鈴鹿山脈から伊勢湾までをつなぐ員弁川(町屋川)と揖斐川にはさまれた桑名の地形などを学びながら、桑名の歴史とサステナビリティについて学びます。

開催日時:2023年8月5日(土)13:30~19:00

会場:桑名市「立教まちづくり拠点施設」

プログラム
13:30 趣旨説明
     古澤礼太氏(中部ESD拠点事務局長、中部大学准教授)
13:45 歓迎の言葉
     宮川龍男氏(石取祭保存会) 
14:00 講演:「やかましいだけではない!石取祭の音色」
     講師:伊藤嘉浩氏(石取祭保存会)
14:30 体験①:「山車を見学」
15:30 ワークショップ:「石取祭から考える桑名の自然」
       (体験②:押し花など)
     ファシリテーター:古澤礼太氏(中部ESD拠点事務局長、中部大学准教授)
17:00 まち歩き(食べ歩き)
19:00 祭り見物(自由解散)

 

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